SelectBBの雑多なブログ

こんな記事を書いています ①少し口の悪いめんどくさい考え(主に音楽関係) ②自分が投稿した曲の解説、音作り云々 ③なんか色々 遠慮のあまりなく突拍子も無い話になると思いますが、個人的な考えを整理しておくための記事ですので話半分程度の気持ちでどうぞ。

音楽のレベルって

ツイッターのタイムラインでちょっと話題になってたので


要は

ボカロは商業音楽に比べてレベルが低い。そんな曲ばっか聞いてて君たちのレベル(音楽的センス)が知れてるね。

っていう立場と

僕たちは僕たちの中で音楽を楽しんでいるだけだ。それに音楽にレベルはない。全て等しく音楽なんだから優劣をつけるのはおかしい。


って立場ですね

個人的にはなんか言いたいこと言い合ってるだけみたいでなんかなぁって感じでした。

つまり、どちらも正しいことを言ってるし、どちらも暴論じゃない?みたいなことを言ってたりしてる所感です。


まずもって

ボカロはあくまで同人音楽なんやから、レベルとかいう楽しみ方じゃないと思います。

ここでいうレベルっていうのは

音楽理論的に陳腐だとかいうメロディの質とかじゃなくて、音源化するまでの処理

要はDTM技術の上手さですね

録音環境だったりミックス処理だったり音源の使い方の優秀さだったり

そもそもこんなに星の数ほどある音源ジャンルをまとめて音源理論がーとかいう学術的な面から一方的に切ろうとするのはナンセンスだと思います。先人たちが言うように、音楽については理論は後付けであって絶対的なルールではないからです。

そのうちのジャンルの一つにボカロっていうジャンルがある。と自分は感じています。

音楽的なジャンルはミクスチャの中のミクスチャというか、音から区別するジャンルではないですが...

この楽器を使っていればボカロ曲やという楽器はあります。

そう、ボーカロイドです。合成音声とか言ったりするんかな?


作曲が上手くなる上で、作ろうとするジャンルの核となる楽器を知らなければそのジャンルは作れないとも言いますが、ボカロ曲においてボカロを扱えなければまともなボカロ曲は作れません。


このことから、他ジャンルの音楽から決して劣ったジャンルというわけでなく、カテゴリとして確立されていると感じます。


実際に音源として、上に述べたDTM技術のレベルに関して言えばそりゃ劣ってるかも知れません。だって商業音楽とかってレコーディングエンジニアの人とか熟練のその道でご飯食べてるような人が複数のチームで作ったりしてるんでしょ?よほどのことが無い限り勝てません。

ここはまあ同人音楽なんやからしょうがないと思います。学ばせてもらいましょう。


けどそんなボカロは糞やみたいなことを言ってるのが日本の音楽現場に携わっている人やとしたらショックです


これだけ音源のデジタル化が進んで、海外の音楽が日本にどんどん入って来てるのに、ボカロは所詮カウンターミュージックや!少数派や!って言ってる場合じゃないです。

日本の音楽J-POPがもはやいつカウンターミュージックになってもおかしくない状況でそんなこと良く言ってられるなと。


CD売り上げが主たる売り上げなのて日本だけやっけか。データは割愛


まあこのへんは日本音楽低音問題と関わってくると思うので置いといて


つまるところ何が言いたいか。

ボカロ音楽は同人音楽であって、音楽以外の要素も含めての文化であるということ。

ボカロはもはや一つの音楽ジャンルであり、軽く優劣をつけられるような存在ではないこと。

かね。

あーそう言えばなんか

ボカロは上手く歌えないでしょ?笑

みたいなことも言ってたな...

当たり前やん笑

そういう問題じゃねーべ、ボーカルであって、同時に楽器なんやから同列で語るのが間違い。

ボカロみたいに高い声出んやろ?笑

って言うくらい無意味。


今日はこのへんで。