DTMの小ネタ①
ということで早速書きたいと思います
全く脈絡なく書いて行くので
その辺はご了承を。
まず
リバーブについてっすね
自分が好きなエフェクトなので最初に触れておこうと
まずはかけかた
って言ってもリバーブトラックに挿してつまみまわすだけやん!って思った方は甘いと思います
ということで自分が使い分けてるのは
①オケ中で距離感を出す
②残響が欲しい
③音をマッタリさせたい
④音像を広げたい
⑤ソロパートをカッコよくしたい
だいたいこんなところっすかね
結局同じやんけ!って言われそうですけど、違うんです。
リバーブって長所と短所が紙一重なエフェクトなんす
やから最初に目的をしっかり持ってかけてあげないと悲惨なことになるんです。
いわゆる風呂リバってやつですね
他の人に聞かせた時に
「なんでこんなホワンホワン鳴ってるん?」って言われるやつです。
これは
リバーブの意味ある?って言われてるのと同意義です
では順番に
まず掛け方ですけど、
最初に気にするポイントとしては、
原音を残すかどうかです
上やと②④⑤の時にあるかもです
この場合は漏れなくセンドでFXチャンネルに送ります。
要はリバーブかけた音と原音を同時に鳴らします。
ただ④音像を広げたいの場合、直接さした方がいい場合があります
低音のパートの場合です。
それ以外の場合で直接挿すと音が遠くに行ったり濁ったりしますけど、
低音は多少濁って、音が荒ぶってもそっちのほうがカッコイイ場合があります。低音強めのキックとかにかけるとめちゃ迫力出たりします。激しめの曲とかやと特に。
曲によりますけど。
センドに送るパターンで②残響が欲しい!でも高い部分の残響だけ欲しい。スッキリした響きが欲しい!
って場合はセンドのFXチャンネルでEQ挿してローカットしましょう。
付随して、
自分はリバーブとステレオディレイを併用する事が結構あります。
残響をもうちょっと長く残したい...
とか残響のステレオ感が欲しい...みたいな時に使います
ボーカルにショートディレイ挿すのと発想は近いっすかね
ただテンポが早い曲ではめったにやりませんけど
後、リバーブ挿さずに似たような音色のパッドを一緒に鳴らしたりもします。
ってか自分のストリングス系はほとんどこれです。
こっちのやり方でやると音が格段に太くなります。なおかつパッドなんでそもそもそもだいたいリバーブが付いてますし、違う音がユニゾンしてるんやから当然ふくよかな音になります。後は距離感と残響感を、パッドのエンベロープいじって調整して、トラックディレイで立ち上がりの早さを調整します。
下手にペラいストリングスを単音に使うぐらいならこっちをお勧めします。ブラス音源とかにも応用できると思います。
後は単純に距離感を調整したり音をまろやかにする時ですね
よくリバーブは音が濁るから...みたいに言われますけど、高音が耳に刺さるなぁみたいな時の調整に便利です。薄くかけるだけで結構変わります。もちろん原音のハイを絞れるならそっちのほうが良いんですけどね。
どうしてもこのフレーズは高音出して煌びやかにしたいんや!けど耳に刺さる...みたいな時に使います
後はミックスマスタリングの時に使うのもありますけど...
どっちかっていうと①の距離感だったり④の音像を広げる
的な意味合いが強いです
要は音が同じ定位に重なってる時ですね
上手い事整理したいけどpan振りはもう限界なんじゃ〜みたいな時にはリバーブでちょっと奥にやったり薄く左右に伸ばしたり。
だいぶかいつまんで書きましたけど、結局はもっとリバーブを使っておくれって言いたいです。
ライブって音源で聞くより感情が掻き立てられませんか?
ライブの環境を考え直してみると、
極論全部の音にリバーブがかかっているって事です。
つまりリバーブは使い方次第で人の感情を掻き立てる力があるんじゃないか?って気がしませんか?
ベタベタでスピーカーやヘッドホンに張り付くような音もいいですけど、
リバーブと素敵なお付き合いしませんか?
リバーブ教はそんなあなたを待っています。
言うて自分もそんなにリバーブ歴長くない...