歌ミックスについて
鍵アカ作ってからというもののそっちにグチグチし出したらブログ書かんくなるという...アブねーアブねー
結局パッと言葉にするだけで心休まってしまう自分も嫌いっすけどね。
今回はボカロ投稿し出す前からずっと試行錯誤してるボーカルミックスについて。
ここで言うボーカルミックスは、生声のことでボカロのミックスではないっす
そういやボカロPの人でも、生声触る人と全く触らない人がいるので、意外とこういう話題ないよなぁとか思いますよ
ボカロPの人って歌い手のこと良く思ってない人もちょいちょいいるみたいですし(もしくは興味がない
まずもって最初に、
ボカロ声のミックスと生声のミックスは同じかどうか
全然違います
ボカロは、だいぶ加工してもあんまり不自然さがなかったりします
あと、変にモコることとかもないですし
加工しすぎて高音が刺さる時はありますけど、
基本ガチャガチャ加工してもオケになじみやすいです
もともと加工されたパッケージですし、後で調整がいくらでもできるっていうのがデカいっすね
それに比べて、生声は扱いが難しいです。
ガチャガチャ加工してるとすぐ不自然になりますし、濁らせすぎるとモコモコし出すし、ダイナミクスは安定してないし、しさつおん(歯擦音が変換で出なかったので漢字合ってるか不安)がカサカサしたりしますし
それでも、生声の方がほとんどの場合イキイキしてたりします。
まず最初におさえておきたいのはボカロと生声の処理は全く違うということ。
じゃあまずは具体的に自分の生声ミックス処理のやり方をざっと書こうと思います。今の段階でのやり方っすけど。
①何テイクか録ったやつのピッチを全てざっと調整する(おおまかに)
②良く録れたと思うテイクを基本にして、ところどころ気になるところだけ他テイクに差し替える
③通しが出来たら繋がりをチェックして、ハモりをそこから生成する
④メインボーカルの処理
がおおまかな流れ。
タイミング修正が多分本来入るけど自分で録ってるぶんにはあんま気になった事はない。
④メインボーカルの処理の内容としては
ディエッサーでしさつおんを抑える
コンプをかける
EQで調整
エンハンサーかける
した後に、
センドでLRに振って、
センドにはディエッサーとエンハンサー意外の同じ処理した後に、薄くリバーブ
もう一つセンドで、メインと同じ位置で、リバーブ深めにかけてコンプだけ薄くかけたやつを作ります
まずセンドの意味ですが、
ステレオ鳴りと、MS処理的なことと、エンハンサーのパラレルミックス的なことです。
ステレオ鳴り
右と左に音声送ってるので、音像が広がります。ダブラーをメインにかける方もいるっぽいですけど、加工色が強くなるので自分はこの方法におちつきました
MS処理的なこと
左右に振った音声と、メインのボーカルでは、空気感の出る帯域つまり耳に刺さりやすい帯域を変えています。
ど真ん中では耳に刺さる音でも、左右に振ってリバーブかければだいぶ自然になります。悪目立ちしなくなるというか。逆にこの帯域が出てない方が不自然やろって感覚があるもんで、この方法におちつきました
エンハンサーのパラレルミックス
エンハンサーは、倍音が聞こえやすくなるエフェクトですが、かさばる声質の人には扱いにくいエフェクトです。
普段の声質がすでにガサガサしてる人ですね。自分もその気がありまして、エンハンサーを強くかけると、ガサガサ味が増して、なんか録り音悪くない?みたいになります。常に割れてるような...
ということで、エンハンサーを通して出る声と、通してない生声を同時に鳴らしている状況を作ろうということで、いざこの方法で作ってみると割と自然な感じになりました。
リバーブかける方は強めにかけますが、曲によってはステレオのショートディレイに変えてみたり。
図で表すと
残響生声
左 メイン 右
こんな感じになります
んで左右にハイ強めの設定になりますと。
次にハモりですが、
ハーモニーボイスを生成してから、
ピッチをこちょこちょいじります
この時点では加工色強くて大丈夫かなぁとか思いますけど、案外大丈夫です。
しゃくりあげとか不自然にケロケロしすぎな部分だけなおしておきます
その後、センドでメインボーカルを送ったLRのセンドトラックに送ります。そこから、ハモりのメイントラックにダブラーをかけます
wavesの有名なやつです
アレで、真ん中のやつ抜いて、左右の設定を±30°ぐらいにします。
その後EQでかさばるところをガッツリ削って、こちらにも深めにリバーブかけます。
ここまでが大体の流れっすかね
細かいところは声によって変わると思うので、割愛、、
具体的には今この方法がベターかなぁと思いながらやってます。
この方法でミックスした歌ってみたをぼちぼちあげる予定ではいます。
逆に言うと今までは試行錯誤でいろいろ試してたのであてにならないっす...
同じ話の流れで、
歌ってみたmixを専門?でやってる人が結構いるんやなぁってことを思いはじめました。
でも正直クオリティ的にピンキリすぎて大丈夫かいコレ...って思ってます。
有償無償問わずにの話ですけど。
それ専門でやってる人は、意外といて、自分が関わっとる以上本業やしいいモノに仕上げないと自分の評判に関わる...って思ってるのか知らないですけど、加工色が強くなりがちですよね。
まあ周り見渡しても加工色強い投稿多いからバレへんやろ!とか思うのかもしれんけど
か、もしくは本当に素の音源がキツいからしょうがなく加工色強くなってしまう場合か。
いまいちこう...なんでボーカルmix専門でやろう!ってなったのか理解ができないんすよねぇ...
裏で別に何かしてるのかもしれないっすけど
とにかく、ボーカルmix専門でやってる人に頼んでも、結果はピンキリすぎて驚くばかりと思ってるのは確かなこと。
オケに馴染ませようとして倍音ガッツリカットしたせいで全く抜けのないミックスになってるの聞いた時はちょっと引いたけど
とりあえずでも言っておきたいのは、何度も言ってるかもですけどミックスは人によって聞き方が違うから、どれが正解とかないっていうのもあると思うけど...自分は不自然すぎるとやっぱり抵抗あります
っていうのと、
決して自分の方が良いミックスできるわーとか思ってるわけではないっていうところ。いや、自信が無いとかじゃなくて、結局聞き手によるからどっちが上手いとかじゃないって意味でね
あとは...なんやっけ
あ、風呂上がりシャワー上がりに歌録音したらなんかいい感じにとれるなぁってのはちょくちょく思う
多分体温上がって鼻の通りが良くなるのと体の筋肉がリラックスするから
あとは...まあいいや
思い出したらそのうち書こ
とりあえず、鍵アカ作ったら作ったでブログの更新減るもんやなぁってのが実感でござんした